2014年3月25日火曜日

春の食べ物

春の食べ物が一番好きかもしれない。

柔らかい春の蕪やキャベツは生のままで。これからの時期、苺とグレープフルーツを毎日山ほど食べる。ほろ苦い菜の花や山菜。山菜は天ぷらも美味しいけど、味噌汁にするのも好き。子供の頃、採れたての筍の味噌汁の美味しさにびっくりしたっけ。一度やってみたいのが、青竹に米を詰めて焚き火に放り込んで炊くごはん。忘れちゃいけない、絹さや、空豆、グリーンピース。真鯛や貝もおいしい。あー、北寄貝食べたい。


でも一番好きなのは「ねかぶ」。

「めかぶ」と呼ばれている場合が多いけど、実家では「ねかぶ」。これを冷や汁のようにして食べる。

茹でるのが一般的だけど、実家では網焼きにした。茹でるより香ばしいのだとか。焼いたねかぶを細かく叩き、味噌の出汁に入れてキンキンに冷やす。そしてごはんにかけて食べる!


このどうってことない食べ物が、いつの頃からか大好物となった。2月から出回るこれを叩いた状態で冷凍し、大量ストック。初夏の頃まで食べ続ける。最後の晩餐は何がいい?と訊かれれば、これかもしれないなぁ。


ところで、私の自己紹介欄の「じる」は、汁のじる。そう、ねかぶ汁の「じる」なのでした。