2015年8月29日土曜日

レアチーズなカップデザート

この夏はトマトゼリーばかり食べているけど、突然レアチーズケーキが食べたくなりました。でも土台を作ったり、型抜きで神経を使うのはヤ。てなことでカップデザート仕立てに。



ブルーベリー、ラズベリーの二種類のソース。


強欲バージョン。




食べたいのは、ツルンとしたさっぱりタイプじゃなくて、ババロアに近い濃厚なもの。実はこのタイプは作ったことがありません。図書館で本を漁り、隈部三千代・著「濃厚スイーツ」の「濃厚レアチーズケーキ」を参考に作りました。

これこれ。フワフワで、濃厚で、ベリーの酸味がいい感じ。


本書のレシピから二つ変更。一つは、サワークリームをヨーグルトに置き換えました。ヨーグルトはギリシャヨーグルト。と、いってもヨーグルティアでコピーしたもの。いずれこのお話も。もう一つは、電子レンジを使って卵黄とグラニュー糖を加熱するところ、ババロアを作る要領でボウルを直火(極弱火)にかけて作りました。


濃厚スイーツ (ei cooking)



気温が低いうちにタルト生地を仕込もうと思ったけど時間切れ。来週からまた忙しくなるので作るのは再来週かな。ネクタリンかぶどうのタルトがいいな〜〜。でもまあ気温次第です。




今日の音楽:パアー!とした曲が聴きたい。気持ちいいの方向が今日はテクノやハウスじゃない。求めるのは、楽しく美味しい酒を飲んだ時のような曲。直球だけど、シャンゼリゼ。「あなたを連れて遊びに行こう」「みんな集まるあのクラブ」「ギターを弾いて朝まで歌う」「楽しく騒いで恋をする」がねー、凄く好き。越路吹雪のシャンゼリゼもいいけど、今日はこういう感じ。



2015年8月25日火曜日

「日本橋だし場」でおだし

お盆前の話になりますが、久しぶりに日本橋へ。雨が降ったり止んだりの中を歩いていると出汁の香り。にんべんの「日本橋だし場」へ引き込まれて——かつお節だし(100円)とだしおこげ(100円)。

出汁に味はついていません。
温かい出汁は夏でもホッとする味。

まずは出汁だけ味わう。はい、出汁だけで美味しいと思える舌じゃないので塩味を投入。
塩と醤油が用意されてます。

そして煎餅を投入。香ばしくなって旨さ倍増。
半分ほど飲んだところで煎餅を投入。

もうね、コンビニレベルで出店して欲しい。それが無理ならコンビニ各社は出汁を売れ!コーヒーやドーナッツ売ってる場合じゃねえ!と心から思う。


平日でしたが夏休み中ということもあり盛況。

コレド室町ができてからはじめてきました。
お隣は刃物で有名な「木屋」さん。物欲が吠える吠える。

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長い間、私のソウルフードは米だろうと思っていました。でも実際は出汁のようです。

ちょっと話は飛びますが、私は気持ちの切り替え次第で空腹を感じなくなります。文字通り、お腹が空かなくなる。一週間でも十日でもヘーキ。

こうなると普段なら食欲刺激されまくりな食べ物の「見た目」「香り」「音」、或は「味(料理の味見とか)」にも空腹感はやってきません。炊きたてのごはんの香りを「いい匂い~」と思っても、お腹は空かない。そして気持ちを切り替えればまた通常の食欲に戻ります。

危険極まりないことだし、一週間も十日も食事をしない、なんてことは二十代の一時期だけ。その後は、食事をしないのは胃腸を休めるための一日か二日。四十代後半からは飲み物でできるだけの栄養を摂っています。それでも気持ち次第で空腹にならないのは同じ。どんな食べ物にも反応しない。と、思っていました。そう、立ち食い蕎麦屋の前を通りかかるまで。

あの鰹出汁の香りを嗅いだ途端、「お腹が空いた!!!」になって、体が、細胞が、「食べよう!食べよう!」の大合唱。思い返せば、体に染み渡る味っていつでも出汁のきいた汁物だったなー。体はしっかりそれを覚えていた。

鰹出汁は主張が強い気がして普段はあまり使いません。でも食欲がイマイチ、なんて時はいつもの昆布に鰹節を加えて出汁の香りを際立たせる。そんな余裕さえない時は顆粒出汁でも外食でもいいから汁物をすする。途端、おもしろいぐらい食欲が戻ってくる。頭でっかちな私はつい体を無視しがち。体が望むもの、食事に限らず、それをうまく取り入れられたらなあ、なんて出汁をすするたびに思うのであります。




今日の音楽:今日ぐらいの気温だと体が凄く楽だー!ということで少しずつ日本語。でも引き続きテクノ路線で。


暑いと必要最小限の会話と動きしかできなくなるけど、今日は夫を捕まえて「ねーねーねー」と遊ぼう遊ぼう攻撃。当然のごとく「ウォーキングでもしてこい!」と追い出され、ちょっと前に戻ったところ。途中から雨が降ってきたけど、それでも気持ちのよい夜でした。

2015年8月24日月曜日

猿橋の大黒屋でお昼ごはん

時間が開きましたが(暑さで無気力中)、お盆休みは山梨県大月市の猿橋へ行ってきました。

日本三大奇橋のひとつ、甲斐の猿橋。


富士山がきれいに見えるという百蔵山(ももくらやま)にも登る予定でしたが、朝になって「天気がイマイチだから今日は登らない」と夫。うんうん、富士山見えないのに登ってもね(体中に冷えピタ貼って登るってどうよ?と思っていたし)。それでも予定通りに出発し7時到着、たっぷり観光、たっぷり昼寝、さあお昼だ!


猿橋の橋のたもとにある大黒屋。こちらは国定忠次の常宿、そして日立製作所創立へのはじめの打ち合わせがされた場所なのだとか。

ガラスケースには大黒屋さんにまつわる逸話が収められていました。
日立製作所創業80周年の時に寄贈されたものだそう。


夫はとろろ蕎麦。900円。
蕎麦好きの夫も満足の様子。


私は天丼。1,000円。
盛りだくさんの天丼。
でも寝起きでお腹が空いていなかったので半分を夫に押し付ける。
味噌汁じゃなく温かいお蕎麦がついていました。

正直なところ期待していませんでした。猿橋駅近辺の飲食店はネットで検索したところ3軒。競争もないし、観光客相手だろうし、と。が、これがなかなかいけましたのよ!大絶賛、とまではいかないけど、近くに寄ったらまた入るなー。次回はこちらに来るのは百蔵山登山の時でしょうか。紅葉や雪景色の猿橋なんていうのも魅力的。まあ真夏じゃなければいつでもいいんだけどね。

※今回の猿橋観光の詳細はこちらのブログで




今日の音楽:更新しなかった間、ずっとこんな感じ。テクノやハウスを垂れ流すようにかけている。毎年恒例だけど熱が続いて体が思うように動かず、音楽をかけてやっとこ起動。頭も「もう何も考えたくねえ」と日本語を拒否。このところ気温が低めだけど、ここぞとばかりに頭と体が「休もうぜ」と更に怠惰に。でも秋冬に向けて準備ぐらいはしておかないとなあ。



2015年8月4日火曜日

ここは肉で。

天気の話をするのもうんざりするようなこの頃。私はもう暑いという感覚さえ怪しくなっているわけですが、ここは肉でも食べて乗り切るしかないね!ってことで肉三昧。とりあえず薬味をたっぷり添えておけば消費できるだろうよ、という安易なメニュー。



定番の豚しゃぶ。茹でたモヤシ、千切り胡瓜、オニオンスライスを山盛り。豚肉を置いて、その上に大根おろしを山盛り。
追加用の大根おろしを丼で用意。
このぐらいしないと我が家では肉だけ残るのだった。


茹でた豚タン。玉葱、長葱、青葱の葱尽くし。和からしとポン酢で。
夫の酒の肴用。仕事で夜も不在だったので朝イチで作って冷蔵庫へ。
帰宅後、タンだけが残っていました。やはり追加用の葱が必要だった模様。


たまには牛肉も食べる。ステーキ肉をミディアムレアに焼いてスライス。

実は肉に襲いかかる勢いで大根おろしとオニオンスライスを添えてある。


これらに生野菜または焼き野菜(或はその両方)、それからトウモロコシを添えるのが夏の夕食の定番。
トウモロコシはそのまま出すことが多いけど、粒を外す作業が好きなのよ。





昨日今日と延々とY.M.O.をかけている。なかでも幸宏さんのボーカルが入っている曲が聴きたい。時々、幸宏さんの声が聴きたくなる。それは、泣きたいような、自分で自分を抱きしめたいような、よくわかんないしわかりたくもない気持ちの時。漠然と「恋がしたい」と思ったことがないんだけど、こういう気持ちに近いのかなあ。違うか。


十代の頃はこの曲の歌詞に潜む意味をアレコレ考えてみたけど、今はもうただ耳に落ちてくる感じが凄く好き。