2015年8月25日火曜日

「日本橋だし場」でおだし

お盆前の話になりますが、久しぶりに日本橋へ。雨が降ったり止んだりの中を歩いていると出汁の香り。にんべんの「日本橋だし場」へ引き込まれて——かつお節だし(100円)とだしおこげ(100円)。

出汁に味はついていません。
温かい出汁は夏でもホッとする味。

まずは出汁だけ味わう。はい、出汁だけで美味しいと思える舌じゃないので塩味を投入。
塩と醤油が用意されてます。

そして煎餅を投入。香ばしくなって旨さ倍増。
半分ほど飲んだところで煎餅を投入。

もうね、コンビニレベルで出店して欲しい。それが無理ならコンビニ各社は出汁を売れ!コーヒーやドーナッツ売ってる場合じゃねえ!と心から思う。


平日でしたが夏休み中ということもあり盛況。

コレド室町ができてからはじめてきました。
お隣は刃物で有名な「木屋」さん。物欲が吠える吠える。

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長い間、私のソウルフードは米だろうと思っていました。でも実際は出汁のようです。

ちょっと話は飛びますが、私は気持ちの切り替え次第で空腹を感じなくなります。文字通り、お腹が空かなくなる。一週間でも十日でもヘーキ。

こうなると普段なら食欲刺激されまくりな食べ物の「見た目」「香り」「音」、或は「味(料理の味見とか)」にも空腹感はやってきません。炊きたてのごはんの香りを「いい匂い~」と思っても、お腹は空かない。そして気持ちを切り替えればまた通常の食欲に戻ります。

危険極まりないことだし、一週間も十日も食事をしない、なんてことは二十代の一時期だけ。その後は、食事をしないのは胃腸を休めるための一日か二日。四十代後半からは飲み物でできるだけの栄養を摂っています。それでも気持ち次第で空腹にならないのは同じ。どんな食べ物にも反応しない。と、思っていました。そう、立ち食い蕎麦屋の前を通りかかるまで。

あの鰹出汁の香りを嗅いだ途端、「お腹が空いた!!!」になって、体が、細胞が、「食べよう!食べよう!」の大合唱。思い返せば、体に染み渡る味っていつでも出汁のきいた汁物だったなー。体はしっかりそれを覚えていた。

鰹出汁は主張が強い気がして普段はあまり使いません。でも食欲がイマイチ、なんて時はいつもの昆布に鰹節を加えて出汁の香りを際立たせる。そんな余裕さえない時は顆粒出汁でも外食でもいいから汁物をすする。途端、おもしろいぐらい食欲が戻ってくる。頭でっかちな私はつい体を無視しがち。体が望むもの、食事に限らず、それをうまく取り入れられたらなあ、なんて出汁をすするたびに思うのであります。




今日の音楽:今日ぐらいの気温だと体が凄く楽だー!ということで少しずつ日本語。でも引き続きテクノ路線で。


暑いと必要最小限の会話と動きしかできなくなるけど、今日は夫を捕まえて「ねーねーねー」と遊ぼう遊ぼう攻撃。当然のごとく「ウォーキングでもしてこい!」と追い出され、ちょっと前に戻ったところ。途中から雨が降ってきたけど、それでも気持ちのよい夜でした。

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