2015年3月18日水曜日

うかい鳥山

今年、夫の両親は金婚式。先週の土曜日、夫の妹一家と一緒に高尾山近くにあるうかい鳥山でお祝いの食事会をしてきました。


うかい鳥山は、京王線高尾山口駅から送迎バスで5分ほど。
個室からの眺め。こうした個室が敷地内に数多くあります。
今回は掘り炬燵的な席だったのですが、床暖房が入っていて快適。
次回は新緑の季節に来たいなあ。


料理は予約時に伝えた模様。夫の両親、妹一家は、「いろり牛炭火焼コース」。夫は「鶏にする」とのこと。私は例によって気が向かないと肉はどうでもいいので、夫に「私はテキトーで」と丸投げ。「いろり鶏炭火焼コース(うかい鳥山炭火焼コース、鶏炭火焼と佐久鯉の洗いコース)」にしたようです。


焼竹の子、蕨浸し、ひろっこ天婦羅(全コース共通)。
初めて食べるひろっこ。野蒜のような、あさつきのような味でした。

飛龍頭(全コース共通)。

沢煮汁(胡麻豆腐、菜の花、うるい、椎茸、人参)(全コース共通)。

佐久鯉洗い(鶏炭火焼と佐久鯉の洗いコースのみ)。

岩魚の塩焼き(鶏炭火焼と佐久鯉の洗いコースのみ)。
長野の岩魚とのこと。
岩魚は敷地庭園内の東屋で焼かれています。
焼いているところを見るのも楽しい。


ここで炭が入れられます。

両親と妹一家の牛肉。

ほおおお。見るからに美味しそう。

隣に座っていた甥に撮らせてもらう。


そして、夫と私のお肉。うかい鳥山炭火焼コース(鶏二串、つくね、野菜四点)、鶏炭火焼と佐久鯉の洗いコース(鶏二串、手羽中、薄揚一枚、野菜二点)。
野菜は、ジャガイモ、長葱、茗荷、シシトウ。
薄揚の中には味噌が入っていてます。

鶏肉は火が通りにくいので実は一番最初に出てきました。
私は沢煮汁から先、味見程度に鶏肉を1/2串、野菜を少々を食べ、
他は夫と食べ盛りさんたちへ。
でもたくさんの料理を眺めているだけで幸せな気分になるのであった。


この後、麦とろ御飯、味噌汁、香の物、デザート——と続くのですが、やってしまいましたデジカメバッテリー切れ。えええ一番いいところなのに!と思う私は、炭水化物派&糖質万歳派。麦とろ御飯と漬物キャッホー状態。デザートは、いろり牛炭火焼コースは黒糖アイスクリーム、私はわらび饅頭をいただき、夫は山ぶどうのシャーベット(ここぞとばかりに半分を強奪)。美味しゅうございました。


味について
両方を食べ比べたわけではないし、鯉の洗いを一切れ、鶏肉さえほとんど食べなかったのでアレコレ言えないのですが、その上で。味は及第点。絶賛するほどでもないけれど、がっかりするところもなかったです。

料理のコース選びについて
牛か鶏のどちらかに統一するのがベターかも。牛肉のコースは、後から焼きはじめますが、肉を焼く時間も短く、お肉はこれだけなので、早く食べ終わっちゃう。食べ終わりに時間差ができてしまうので、どちらも気を使ってしまいがち。あとは好みの問題ですが、鶏肉のコースのほうが色々な味をゆっくり楽しめる気がしました。帰宅後にサイトのメニューを再度見ると、前回見た時にはなかった「牛鶏いろり炭火焼コース」が新メニューとして登場。予約時にあったらこれにしたなー。

サービスについて
個室に入ってからは若い方が接客してくださったので、「もっと」を言えばキリがないけれど、一生懸命対応してくださっているのが何より気持ちよかった。ありがとうございます。
金婚式のお祝いということでお店からバラ一輪のプレゼント。更にお店のデジカメで集合写真を撮っていただき、家族分(今回は3枚)をプリントアウトしてくださいました。こういうサービスはポイントが高いですねー。

全体的な感想
使えるお店、という印象。記念日やちょっとした接待にいい感じ。料理以上にお店のロケーションが良いのです。特に海外からのお客様にはうけること間違いなし。但し、コース料理は量が控えめなので、単品で料理を追加注文するとよいかも。テーブル席の個室もあったので、ご年輩の方や車椅子の方にも利用しやすいのもグッド。難を言えば、2時間の食事ではゆっくりできないこと。予約に携わってないので、こちらも交渉次第なのかもしれません。


お店の周り。「帰りにゆっくり撮ろう」と思っていたので画像はほとんどなし。敷地内には川も流れ、植物も多く、水芭蕉の沼まであったのですが、、、残念。
6000坪ある敷地。もはや小さな集落という感じ。

受付の待合室。囲炉裏には炭も入ってます。

敷地内の庭のいたるところにベンチや東屋。
そば茶も飲み放題。

今度は夫と高尾散策の帰りにでも寄ってゆっくり食事がしたいなー。・・稼がなきゃ。




本日の爆音:ひと山越えたところで、癒してよ慶一さん、な気分。「好きなタイプは?」と訊かれれば、もう三十年ぐらい「鈴木慶一さん」と答えている私であった。

食事会の翌日は、両親と神代植物園周辺の観光。でも私は体調がヤバかったので家で掃除と料理をして待つ。前日が肉だったから魚介だ!と思っていたら魚屋が休み。慌てて料理をでっちあげ、おもてなし。月曜日は一日寝る!と思ったらトラブル発生。とほほ。疲れを引きずったまま怒濤の三月後半突入。

2015年3月12日木曜日

ホットサンド

朝食はホットサンド。疲れてくると度々登場する手抜きアイテム。夜に具を切っておけば、寝起き後の半ば眠った状態でも朝食ができあがる。


ピザ風。
玉葱、ピーマン、ソーセージ、チーズのオールドファッション。

コンビーフと玉葱のマヨ和え。これでもか!と黒胡椒をたっぷり入れるのが肝。
熱い熱いと切っていたら、一気にスパッといかずに切り口がボロボロ。
ツラの皮同様に手の皮も厚くならないもんかねえ。

サラダはマヨの代わりにアボカドを使ったコールスロー。ホットサンドにするのも好き。
ホットサンドにする時はやはり黒胡椒でメリハリをつける。

スーパーの見切り品のバナナで作ったフローズンヨーグルト。
ミキサーにバナナとヨーグルトを入れて撹拌し、冷やし固める。
ホイップした生クリームを混ぜ込むと更に美味しい。
今回は余力なしなので、練乳で甘味をつけて濃厚さを出しました。


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ホットサンドメーカーは一人暮らしの時に買った。当時といえば、優先順位をことごとく無視した生活。テーブルも照明もカーテンさえもない部屋にやたら充実した映像周辺機器。一日最低でも3本の映画(ビデオ)を観るのがノルマ。映像ばかり観て暮らしていたけどある時「ホットサンドが食べたい」という衝動にかられた。それからも食生活はいい加減極まりなく、お米も数えるほどしか炊いたことはなかったけど、何かあるとホットサンドを作って食べていた。それはちょっと疲れていて、このままだと落ち込むだろう予兆がある時。そんな時、ちょっと早起きしてホットサンドを作って食べれば、素晴らしい一日が約束されているような気がした。今も昔も、ホットサンドさえ作っていれば、OKOK!まだまだいける!なんて思っていたりする。



本日の爆音:はじめのミュージシャン第三弾、爆弾ジョニー。音楽のことはまったくもってわからず、楽しめればいいってことよ派。それでも四十数年も音楽を聴いていると、ご贔屓のミュージシャンというのができて、そればかりを聴いてしまいがち。だからって何に支障があるわけじゃないけど、楽しいはいくらあってもいい。これからも若手をジャンジャンバリバリ聴いていこう。


2015年3月11日水曜日

磯の香り漂う春のスパゲティ

旬のあさりと蛤、それから地海苔を使ったスパゲティ。昆布で出汁をとって、塩のみで調味するお吸い物テイストです。

海苔は生海苔か、乾燥の地海苔(岩海苔)がお勧め。
海苔は控えめに入れ、サッと合わせる程度に。

磯の香りがふわん。出汁はしっかり貝の旨味が出てます。レンゲで出汁を飲むと思わず「ぷはぁー」と声が出る。これは日本酒がほしい(朝8時に〆てどうする)。


昨日は日没後に買い物に行くと魚屋もスーパーもあさりが売り切れ続出。
残り1パックのあさりを手にとり、これでは少ないなあと蛤も購入。
蛤は中国産で小振りだけどスパゲティにはいいかな。

昆布を沸騰直前に取り出し、入れ替わりで貝を投入。貝は口が開いたら別皿に取り分けておく。昆布と貝の出汁に塩で調味して、固めに茹でたスパゲティを入れて出汁を吸わせるように1分ほど混ぜ、仕上げに貝と海苔を入れてできあがり。



ついでに。汁が美味しいといえば、こちらも旬を迎えつつあるグレープフルーツ。これをハチミツとミントでマリネ。
ミントが30円で叩き売りされていたので入れたけど、なくてもいいかな。

ちょっと時間を置くとたっぷりの果汁が出てくる。これをゴクゴク。果肉を食べては、ゴクゴク。いつもはそのまま食べるけど、ちょっと甘い物が欲しいなー、という時に食べると満足なのだ。
グレープフルーツの甘皮を剥くのが大好き。
趣味の欄に書きたいぐらい。

大好物のグレープフルーツ。これから山ほど食べる。気温が高くならないうちにグレープフルーツのタルトも作りたいなあ。



本日の爆音:引き続きはじめてのミュージシャン。フレデリック。ケッコー好きかも。こういう楽しげな曲、好物。

今日は午前中から外出。不在時の夫用の夕食は昨日の緑のテリーヌ、豚の角煮、マッシュポテト、オニオンスライス。キャベツの酢漬けも、、、と思ったけど時間切れ。今はレバーペーストを仕込んでいるところ。でも1時には寝る!

2015年3月10日火曜日

緑のテリーヌ

春野菜を使ったテリーヌを作りたいなあ、と図書館から何冊かの本を借りてくる。

原口広・著「テリーヌアート」の「爽やかな春の豆のテリーヌ、ミント風味」のヴィジュアルにノックダウン。このテリーヌはレシピが載っていなかったため我流。和風仕立てにしました。
野菜は、空豆、グリーンピース、枝豆、インゲン、グリーンアスパラ。


全体像。
エッジもきれいに出ました。
どうでもいいけど、これがきれいに収まる皿が欲しい。


何度か野菜のテリーヌを作っては失敗。徐々にポイントがわかってきました。
  • 野菜は柔らかく茹でること。
  • ゼリー液はゼラチンを多めにして固めに作ること。
  • ゼリー液の半分に濃度をつけて予め野菜をくぐらせておくこと。
  • 冷蔵庫で半日以上冷やし固めること。
  • 型出ししたら再び冷蔵庫で一時間ほど固めてからカットすること。


面倒な作業ですが、それでも手抜き個所はいくつかあって、ゼリー液に濃度をつける時にボウルごと冷凍庫に放り込んで3分置きに様子を見ています。氷水に当てるなんてやらない。時間がかかるし、洗い物は増えるし、氷がもったいないし。野菜も前日に下ごしらえをしても退色は進まないので段取りをいくつかに分けて作業すると楽ちん。



固まる寸前のドロドロ状に濃度のついたゼリー液に野菜を絡める。この状態で型に詰めていき、一段詰めたら残りの濃度をつけないゼリー液を流して隙間を作らないようにする。これを繰り返して型に詰めていく。
ゼリー液をくぐらせることで、野菜が浮いて偏るのを防ぐ。



型に流し終えた状態。
固まっているように見えるけど、まだまだトロトロな状態。


冷蔵庫から出してからが本番。型出しは、熱湯を含ませたタオルで型の周りを温めて抜きます。事前にパレットナイフを差し込んでおけば更によし。それでも抜けない時の荒技は、コンロの直火に数秒かける。間違いなく抜けますが、ゼリー液が流れ出す恐れがあるのでリスク上等でレッツトライ。


そして最大の難関。それはカット。野菜を柔らかく煮ていないと崩壊します。ゼリー液が柔らかすぎても崩壊します。正直に申告、今日の更新に間に合わせようと冷蔵庫で3時間しか冷やさなかった結果、ちょっと崩れる。あーあ、冷凍庫にぶち込めばよかった(それは違う)。
味見を終了。今晩、明朝、明晩の付け合わせに登場予定。
明朝にはきっとしっかり固まっているだろうと期待。

ゼリー液は、水250ccに対して板ゼラチン5枚。今回は和風にしたかったので、白出汁と塩を使いました。極薄味にしたので、柚子胡椒や柑橘系果物の果汁をギュッと搾って食べると美味しい。ちょっと手間はかかるけど、食卓に映えるし、作り置きテリーヌ+αで夕食をでっち上げられるので重宝。春から初夏にかけてテリーヌやパテの更新が多くなると思います。



本日の爆音:聴いたことのないミュージシャンを聴くぞ、週間。まずは黒猫チェルシー。暴れん坊さんめっ。演奏もよさそう。これはライブで観たい。


渋谷方面へ外出は明日に変更。回せる予定はすべて来週に変更。今日は規則正しい生活を心がける。胃も薬なしで収まる範疇に。でも胃が悪い時って胃に悪いものが食べたくなるんだよなあ。ガッツリと米が食べたい気分。

2015年3月9日月曜日

懐古ドライカレー

夫から「ドライカレーが食べたい」とのリクエスト。彼が言うのは、きっと昭和の喫茶店的なドライカレー。「任せておけ」何も考えずに作ったけれど、、、

せめて食器は昭和で。夫が一人暮らしの際に実家から持たされた品。
ザックリ30年前だけど、それでも昭和末期なんだよなあ。

作り終えてから冷静に皿を見つめれば、これは似て非なるもの。いや、外見からぜんぜん違う。エビなんて絶対に入ってなかったし、野菜はミックスベジタブル、そんな感じだったはず。隠し味にソースとケチャップを少々、なんてこともしなかったはず。カレー粉の粉っぽさが残るパサついた味。きっと今、店で出されたらもう「こりゃないぜ」とか思う味。でも夫からは「こうしたほうがいい」的なコメントはなく、モリモリ食べてくれたからよしとしよう。我が家のドライカレーはこれで。


汁物はもちろんカップに入ったコンソメスープ。こちらは割と正確に再現。
固形コンソメを湯で薄めに溶いて塩胡椒で調整。
昭和のラーメン屋の炒飯についてくるスープ同様、このチープな味が好き。



本日の爆音:今日は予定を調整して一日眠り続ける。どうにも起きていられない。19時過ぎに起き上がり、フラワーカンパニーズを聴きつつこれから夕食の支度。でもまだ眠たい。いくらでも眠れる。明日は渋谷方面へ外出。


2015年3月8日日曜日

二種類のマフィン

日曜日恒例のおやつはマフィン。ラズベリーとブルーベリーのマフィンとリンゴのマフィンの二種類を焼きました。生地は小嶋ルミ・著「フルーツのお菓子」のもの。


レシピでは6個でしたが、4個で作る。


ラズベリーとブルーベリーのマフィン。ラズベリーは冷凍、ブルーベリーは生を使用。ぱっと見は地味ですが、、、。
時間に追われて作業していたため、生地の入れ方が雑。
やはりお菓子は余裕がある時に作るものですね。


強欲に詰め込んでみました。
甘酸っぱいというより酸っぱい!が勝ったマフィン。
でもそれが凄く美味しい。


リンゴのマフィン。こちらで作った紅玉の甘煮とクランブルの残りを使用。
リンゴのマフィンはメリハリがなくなりがちなので、クランブルが良いアクセントに。
でも量が圧倒的に少なかった。次回は3倍で。


こちらも強欲に詰め込んだのですが、やはり地味。
ラズベリーとブルーベリーのマフィンに比べて優しい味。
二つのマフィンの対照的な味がとってもよかった。二種類作って正解!


これだけ果物を入れても生地がべたつくことなく、ふんわりしっとり焼き上がりました。水分を吸収する生地とのことですが、これほどとは!さすが小嶋ルミさん!果物を多く入れたい時はこのレシピでいこう。



今日の爆音:今日は8時起床、ここまで音楽を聴く時間なし。今夜はこれから聴けるか微妙。今日は胃痛が酷い。原因は明らかに疲労と寝不足。ここ数年、胃の調子がよかっただけに油断していたなあ。まだまだ忙しさは続くので、せめて睡眠だけはちゃんととろう。音楽は明日のお楽しみということで。

2015年3月7日土曜日

野菜尽くし、ではない。

雨が降ったり止んだりの東京地方。気温も低め。せめて気分だけは春を先取り。


スナップエンドウとグリーンアスパラのミモザサラダ。
きれいだけど、ゆで卵を切っただけで良かったかも。
でも見た目を優先させるのもたまにはいいかな。



二種類の大根のサラダ。
見栄えが良いので最近はまっている紅心大根。
食べる時に熱々のじゃこドレッシングをかけて香りをたたせる。


夜からは例によって来週に向けて野菜の下ごしらえがあるので、夕食の下ごしらえは日のあるうちに粗方を済ませておく。「野菜、野菜」「夜は野菜だけでいい」と吠える夫も「いいねー」という表情。「夜にもまだ追加で作るから」などとさも野菜尽くしと見せかけて、、、、


肉。
スペアリブの漬けダレは、
スイートチリソースをベースに醤油と水で調整。

揚げ物。
皮付フライドポテト。
セロリ(葉ごと)やニンニクを一緒に揚げると美味しいとか。
次回こそ忘れずにやってみよう。

どちらも夫の好物だけど、このところ肉や揚げ物が多すぎるかも(だって楽なんだもの)。でもこれじゃいかんなあ、と申し訳程度に夕食時にトマトを切る。来週は肉少なめ、揚げ物なしで頑張ろう。



本日の爆音:これは爆音で聴いているわけじゃないけれど、HIFANAアサラト動画に見入る。動画に合わせてアサラトをカチカチやって、妄想「できる奴」な気分に浸る。本当は基礎中の基礎しかできない。いや、それも怪しい。


昨夜はご機嫌になった途端に調子こいて本を読み続け、気づけば明け方の4時。でも8時には叩き起こされる。朝食は夫用にタコ入りペペロンチーノ。写真を撮ると冷めるとクレームが入るので画像なし。私はこのところ暴飲暴食が続いているので、一日スープとトマトジュースのみで胃腸を休める。

2015年3月6日金曜日

チキン南蛮VSとりもも肉のとろとろ玉ねぎ煮

夫の大好物のチキン南蛮。

チキン南蛮の下にはレタスと新玉葱をたっぷり。
私も大好きー。でも1.5切れでいいのー。
甘酢は、醤油大さじ2、砂糖大さじ3、酢大さじ3、唐辛子少々。我が家は酢が多めが好みなので若干減らしても。


が。チキン南蛮を脅かす新勢力登場。夫から「これを作れ」なURL付指示メールをクリックしてみれば、クックパッド踊るちんちくりんさんの「超簡単 とりもも肉のとろとろ玉ねぎ煮」。

肉料理は私の分は作らない。夫の残したものをつまむ程度。
でもこれは残らないので、私は未だにソースの味見しかしてない。

玉葱フリークな夫の要望により更に玉葱増量&形も少々残し、めでたく我が家の味に定着。ありがとうございます、踊るちんちくりんさん!このレシピお勧め!!!

私はクックパッドをほとんど見ない派。情報量が多すぎて「面倒くさー」となるのですが、人気レシピにはワケがある。活用させていただこう。



本日の爆音:珍しくイライラが募る一日。でも大きな紙に絵を描き散らしたらスーッと楽になった。もう絵(というかデザイン)から逃げてだいぶ経つ。ずっと絵を描いてなかったけど、絵さえ描いていれば幸せだった頃を思い出す。仕事じゃなくたって絵を描いてもいいんだよな。当たり前のことも思い出す。


今夜はゆらゆら中心で。これでお風呂に入って音楽を聴けば今夜も幸せな眠りにつけるぞっと。

2015年3月5日木曜日

おもてなしの5分カレー

朝食はカレー。我が家に遊びに来る方が初回に食べるだろう料理でもあります。


このカレーは、ある有名な靴のデザイナーさんのレシピ。
オリジナルはカレーのみ。
目玉焼きと千切りレタスは私のアレンジ。
キーマカレーのようで違うのであります。

もう25年近く前、中学の同級生に連れられ、そのデザイナーさん宅にお邪魔した。そこで目にしたもの、口にしたもの、会話の大半も覚えている。料理はどれもその組み合わせや味に感動したけど、なかでも感激したのこのカレー。レシピをおねだりすると、5分でできると聞いて更に衝撃。以来、数えきれないぐらい作り続けています。

そして「もてなし」のノウハウもこの時に覚えた。急な来客用のための簡易テーブルの作り方、ダースで用意されたグラスや皿。何よりホストはなるべく席を外さず、楽しい時間を提供すること。そしてホスト自身も楽しむこと。来客があるとヘトヘトになるまで頑張っちゃう、なんてやっちゃダメなのでした。そんなわけで、もてなしの初心に戻るべく、お客様にはまずこれを食べてもらってます。



その時のメニューではないけれど、デザートはリンゴのクランブル。
旬をはずれた紅玉を軽く煮て、カリカリのクランブルのせ。
クランブルが残ったので近々マフィンも作ろうと思う。



今日の爆音:今日は御茶ノ水、四谷、新宿方面へ外出。夫の夕食はタコス。私の食事は残り物清算大会の続き。豚汁にうどんをぶち込んで食べるというお見せするには憚られる内容だけど、美味しかった。。


このカレーを食べると同時に思い出すのがこの曲。件の中学の同級生は、この曲もいち早く「これがくる」と教えてくれた。今はベルギー在住だと思うけど、もうずっと連絡をとってない。元気かなー。

2015年3月4日水曜日

アズマロックナイロンの食器洗い用スポンジ

物は長く使う派だけど、食器洗い用スポンジは短いスパンで交換するのが衛生的かと思う。そんなわけで100均の5個入りとかを愛用。1週間~10日単位で切り替えて、使い終わったスポンジはシンク洗い用にお下がり。

が、私はほかにもスポンジを使う。油脂やトマト系料理の鍋や皿、魚焼きグリル、etc..これらの下洗い用スポンジ。或は鮮魚や精肉の入った食品トレイを洗うスポンジ。

汚れが酷いものはペーパーなどで拭き取ってから洗うけど、それでも「下洗いしたなあ」と思うことも度々。こちらは下洗い用だから交換スパンは長い。最低でも3ヶ月は使いたい。使い勝手の良いスポンジはないものか?と思っていたところ、友人からあるスポンジをいただく。




アズマ ロックナイロン 角 小判セット
アズマ ロックナイロン 角 小判セット


これまで「泡立ち」「泡切れ」を唱ったスポンジをいくつも使ったけど、これがダントツ。すぐに乾くし、耐久性も素晴らしい。できるならすべてのスポンジをこれにしたいが、2個セットで850円近くするのがなあ。でもこちらのメーカーは色々なスポンジを出しているので掃除用も試してみたいと思います。絶対に優れものとみた!



本日の爆音:今日は宣言通り、食事は残り物清算大会。最低限の家事を済ませ、昼前から惰眠を貪る。さーて、だらけた後は働かねば。明日からまた忙しいのでこれから家事を頑張ります。

この辺りの曲を聴くと否が応でも20代に戻る。

2015年3月3日火曜日

今日は楽しいひな祭り

今日は桃の節句。ささやかながら今年もお祝い。


まずは押し寿司。手抜きでも押し寿司にすれば格好がつくのがよいところ。
小鯛の酢〆を乗せる予定だったけど、都合よく材料が揃うとは限らない。
コハダにしたけど、鯵でもよかったかな。

ついに木型を購入。でも小さい木型は具を多く乗せられない。
夫婦二人生活の切ないところ。

蓮根、人参、椎茸を煮染めた具を入れた酢飯。
間には炒り卵と焼き穴子。
手抜きでカットされた穴子を使ったけど、
やっぱり自分で炊いて一本のまま入れればよかった。。


蛤のお吸い物。
揚げ物と同時進行で作っていたため、三つ葉を入れ忘れるという痛恨のミス。
食卓に出してから気づくが、もう気力なし、やる気なし。


茄子のはさみ込み揚げ。
一緒に蓮根のはさみ揚げも作ろうと思ったけど、
下ごしらえの段階で睡魔に負けて断念。


うどの酢みそ和え。
例年、買ったはいいが使い切れずに手を焼く桜の花の塩漬け。
これから1ヶ月、無駄に花を散らして鬼消費に走る。

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母方は女系一族。母は七人姉妹、末っ子の長男が唯一の男性。その子供の代も圧倒的に女が多く、そういう私も四姉妹の末っ子。

母の生家は呉服屋。戦前のことだからそれはそれは華やかだったという。特に桃の節句は女だけのもの。娘ひとりにつき一飾りのひな飾りが飾られた部屋は三月三日は男子禁制、女の園となる。女親族だけではなく、女性の使用人も招き入れ、お菓子を食べたり、甘酒や白酒を飲んでおしゃべりをしたり、歌ったり、踊ったり。私はこの夢のような話を聞くのが好きだった。

そんな母の苦労は戦後からはじまる。実家は没落し、あまつ私が中学生の時に再び家業倒産という憂き目に遭う。この騒動で私は親戚宅に居候の身となったが、その後に短期間だが再び両親と同居することになる。掘建て小屋のような祖末な家。そこでも母は祝い事、特に桃の節句はささやかながら忘れることなく祝ってくれた。

過保護で激甘に育てられた私。とうとう「勉強しろ」みたいな小言を知らずに育ってしまう。だけど、母は「例え桜餅ひとつでもちゃんとお祝いはするものよ」のようなことはやたら言っていた。さり気なく吹き込まれる言葉は、どれもハードルが低いがゆえに「何が何でも」という義務感となって五十近い女の行動をも支配し続ける。特にひな祭り前夜は妙な緊張感が走る。きっと従姉妹や姉も似たような感じに違いない。




今日の爆音:日曜日から夕食時の不在が続き、大鍋料理と日替わり+αで夫に我慢してもらう。明日はポッカリ一日空くので出来立てを提供できる。残り物の清算大会になりそうだけど、出来立てが一番。そして日中は惰眠を貪るぞー!

来週末の人間椅子のライブに向け予習開始。聴き込んだバンドではないけど、ライブは良さそうな予感。