2015年2月17日火曜日

リクエストはムール貝

夫に「誕生日は何が食べたい?」と訊いたら「ムール貝」との返事。バケツのような容器に入ったアレが食べたいという。本心は「面倒な」だけど、訊いてしまった私が悪い。


てなことで60個ほど用意してみました。これで文句はあるまい。
全部で1,500円しないのでコストパフォーマンスは良い。
バケツ容器がないので平鍋で。


さて活ムール貝をどこで入手するか。以前、吉祥寺の東急百貨店で見かけたからそこで、と思ったけどアトレ吉祥寺内の鮮魚売り場にもありました。時間節約のため、駅チカの方で。



ヒゲをとり、殻に付着した藻などを除くだけで一時間超。
大きなボウルに入れて、居間で腰を据えて作業。
何が面倒ってこれが面倒


調理方法は、みじん切りしたニンニクをバターで炒めて香りを出し、白ワイン100ccと塩水(お吸い物よりやや塩っぱい塩加減)100ccを加え沸騰させたところにムール貝をぶち込む。あとはフタをして「成仏してくれ」と念仏でも唱えながら貝がパカッと口を開けるまで待つ。仕上げにドライパセリを少々。

ザックリ調べたところ、ムール貝の旬は初夏から真夏にかけて。宮城と広島での出荷量が多いようです。と、いうことで、今は産卵を終えた一番身が痩せているところ。最悪な時期ではありますが、やはり冷凍と違って美味しい。


身は小さいけど美味しい。
中にはヒゲを抜かれるのを頑に拒否する奴がいて、こいつもそれ。
身の左側にちょっと残っている。


ムール貝のほか、毛ガニも用意したのですが、殻剥きに夢中で写真を撮り忘れ。
私は、銀杏とかカニとか、そういう殻を剥く作業が大好きで一心不乱にやってしまう。そんで、カニは茹でたて以外はあまり興味ないので一杯丸ごと夫に進呈。


あとは日中に作っておいたサラダを出して。
心紅大根と人参のサラダ。
フレンチドレッシングで和えるだけ。
でも色合いが可愛いの食卓で映える。

青大豆と玉葱の和風ピクルス。
茹でた青大豆と辛味を抜いた玉葱を甘酢と白出汁で割ったもの。
アクセントに赤唐辛子を少々。

主役様が「野菜が足りない」とおっしゃるので、トマトを切って出すとか、グリーンアスパラを炒めて出すとか、何も考えてなくてもできるものを数品。ああ、前夜のポテトサラダもあるじゃないの、みたいな残り物も出動。そんなもんだよ、中年夫婦のお誕生会なんて。


本日の爆音クッキング:何となく聴きたくなって。





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